引っ越します

2004年1月18日
ここでの日記を終了し、下へ移動することにしました。
http://www.myprofile.ne.jp/dark_dark_moon

いろいろblogについて調べているうちに、どんどん新しい機能を持ったサービスが始まっていたんですね。
これからもいろいろ試していきたいと思います。
・INKUBUS SUKKUBUS / The Beast With Two Backs
(輸入盤 初回3000枚限定 RESURRECTION RECORDS ABCD31)
http://www.inkubussukkubus.com

1989年に結成されたベテラン・ゴシック・メタル・バンドの9作目のアルバム。
前作でこのバンドを知ったのですが、とても気に入ったのでこの作品も迷わず購入。
女性ボーカリストをメインに据えてますが、ソプラノボイスではなく、ロックに向いているような少し低い声。
この声が、少し癖のあるメロディにとてもはまっていて、そこが気に入ったところでもある。
メロディはポップ寄りで全体的にアップテンポ、耳に馴染むためゴシック・メタルをこれから聴いてみようかなと云う方にお薦め。
バンド名から想像できるように曲のタイトルは、オカルティックなものが多く、そこは矢張り暗黒系、メロディが分かりやすいとは云ってもダークな匂いが感じられます。

Line Up
Candia Ridley : Vocal
Tony McKormack : Guitar, Keyboards
Adam Henderson : Bass
・DISBELIEF / Spreading The Rage
(輸入盤・通常盤 MASSACRE RECORDS MAS CD0387)
http://www.massacre-records.com/

今年2003年10月に発売された5枚目となるアルバム
このバンドは3枚目のWorst Enemyを初めて聴いて、かなり気に入ったのですが、4枚目を買い逃してました。
この新譜も3枚目と同じ路線で、ブルータルでゴリゴリと力強く押しまくるミドルテンポの曲が多い
前と違うのは曲のメロディがゴシカルになって、よりダークな雰囲気が出ているところかな
ゴシック・メタル好きにとっては嬉しい変化
前のアルバムも聴いてみたい、いや絶対聴かねば

ボーナスCD付き2枚組の限定盤もあるようです

Line Up:
Karsten Jäger - vocals
Olly Lenz - guitars
Kai Bergerin - drums
Jochen Trunk - bass
Jan-Dirk Löffler - guitars

POWER QUEST 2ndアルバム

2003年11月18日
今日は1枚

・POWER QUEST / Neverworld(日本盤 MARQUEE INC. MICP-10397)
http://www.power-quest.co.uk/
イギリス出身疾走系メロディック・メタル・バンドの2作目。
デビューアルバムからあまり間をあけずに発売されたセカンドアルバムは、前作以上に素晴らしいできで大満足。
もっと早く購入すれば良かった。
疾走チューン満載でドラマティックな曲展開は悶絶もの。
メンバーチェンジがあったり、ゲストミュージシャンが多数参加していたりと演奏しているメンバーは大分替わっているようですが。
EDENBRIDGのSabine嬢が透明な美しい声を聴かせてくれているのも嬉しい。
同じイギリス出身のDRAGONFORCEともども将来が楽しみ。

バンドのメンバーはwebサイトより
Steve Williams - Keyboards
Steve Scott - Bass
Alessio Garavello - Vocals
Andrea Martongelli - Guitars
Gavin Ward - Drums
CDのライナーノーツに書かれているメンバーとドラムが違いますが、どちらが現在のメンバーかは不明です。

Black Metal, HeavyMetal, J-POPs

・ZYKLON / Aeon(輸入盤 CandleLight Records CANDLE074CD)
EMPERORとMYRKSKOGのメンバーによるブラック・メタル・バンドの2ndフルアルバム。
無機質で冷たいサウンドながらも重く、激しく攻撃的なブラックメタル。
最近、インダストリアル・ブラック・メタル(造語)を気に入っているので、このアルバムも大満足。
EMPERORが解散してしまった後もそれぞれのメンバーが精力的に活動しているのは嬉しい限りです。
日本盤も出てますが、この手のサウンドは広く受け入れられるのでしょうか。
祈・来日公演

・GARGOYLE / 獣道(First Cell FCCD0014)
初回限定盤(非売品CD「産吠え」封入)
和製ヘヴィ・メタル・バンドの新譜。
HELLOWEEN, GAMMA RAYを思わせるギターラインとスラッシーでアグレッシブなサウンドが特徴的。
長く活動しているのに攻撃性を減少させること無く疾りつづける姿勢に魅力を感じる。
特に今作は攻撃的で疾走感のある曲が多くて、購入してからヘヴィローテーション。

・PENICILLIN / 赫赫(HIBOOM IOCD11040)
おそらく通算13作目のオリジナルアルバム(ミニアルバム含む)。
今回もPENICILLINらしいポップチューン満載のアルバムに仕上がってます。
聴き込むほどに味が出る、ちょっと癖のあるメランコリックなメロディが好きでインディーズの頃から聴き続けているバンド。


Black & Gothic Metal 3枚

・MYSTIC CIRCLE / Open The Gates Of Hell(2003年9月)
(輸入盤 MASSACRE RECORDS MASDP0391)
http://www.mystic-circle.de
ジャーマン・ブラック・メタル・トリオの通算6作目となるアルバム。
メロディックで起伏に富んだ楽曲群ですが、全体の雰囲気はオールドタイプのブラック・メタルに戻った感じを受けた。
しかし、スラッシーな曲があったり、ゴシック色の曲(女性ソプラノ導入!)があったりバラエティ豊かなアルバムづくりにキャリアの長さを感じましたね。
CRADLE OF FILTHを思わせる荘厳&ダークなインスト曲もあったり。
とても楽しめる内容で大満足の1枚。

・YEARNING / Evershade(2003年10月)
(輸入盤 HOLY RECORDS HOLY87CD)
http://yearning.redsqr.net/
フィンランド出身のゴシック・メタル・デュオの4作目。
ゆったりと流れる川に身を委ねているかのようなサウンド。暗鬱さも冷たさもそれほどなく、平たんな曲構成で長く聴いていると少し飽きるかも。
心を落ち着かせたい時に向いていそう。
少しものたらなかった。

・凶音(MAGANE) / 黄泉呪詞(Yomotu Nolito) Beginning At The End(2003年10月)
(TRA music(台湾) FRN1006)
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/yomituti/index.html
日本の6人編成、yomi metal bandの2ndアルバム。
ブラック・メタルを基盤にした黄泉メタルを演っているとのこと。歌詞はほとんど日本語で、これをブラック・メタルのブルータルで攻撃的なサウンドに乗せているのが面白い。
2003年の10月でメンバーの体調不良のため活動を休止しているのが残念ですが、他のメンバーによるバンドを立ち上げており、そちらも楽しみ(未聴ですが)。
ブラック、ゴシック、妖怪・メタル

・KADENZZA / Into The Oriental Phantasma(輸入盤 HOLY RECORDS HOLY85CD)
http://www.kadenzza.com
日本出身の一人ブラック・メタルのデビューアルバム。
荒々しいブラック・メタル・サウンドとイングヴェイを思わせるネオクラシカル風のギターのフレーズ、プログレ風の曲展開の同居が興味深い。
一人で全てのパートをこなしているが、音の質は高いと思う。
ホームページで紹介しているGalleryも魅力的。

・MOONSPELL / The Antidote(輸入盤 CENTURY MEDIA 77490-8)
http://www.moonspell.com/index.html
4人編成のゴシック・メタル・バンドの新譜。
ダークで暗鬱な曲に低くうねるボーカル、サウンド全体を支配する冷たい雰囲気。この独特の雰囲気がMOONSPELLの魅力。
デビューアルバムから変わらない路線ですが、今回ブラック・メタルよりの曲が多い気がします。
ブラック・メタル特有のブラストビートはありませんが、何となくブラック・メタルの匂いを感じました。
TYPE O NEGATIVE、CRADLE OF FILTHと共にアメリカツアーをやるようです。羨ましい、是非観たいものです。日本にも来ないかなあ。

・陰陽座 / 醒(めざめ)(KING RECORD KICM1090)
http://www.onmyo-za.net/
キャッチーなメロディラインが陰陽座らしい「醒」、GARGOYLE風のスラッシュ・メタルっぽい「悪路王」、黒猫のボーカルが魅力的なバラードの「静ヶ沼」。どれも素晴らしい楽曲。
特に気に入ったのが、「悪路王」。これまでに無かった曲ですね、これ。メインボーカルを瞬火がとるスラッシーでブルータルなサウンド。途中に挿入される黒猫のパートが陰陽座らしい。
次のアルバムも期待してます。

RAGE & CONCEPT

2003年10月7日
国内盤新譜2枚

・RAGE / Soundchaser(国内盤 NIPPON CROWN CRCL-4820)
ジャーマン・パワー・メタル・バンドの新譜。通算17作目のスタジオアルバム、現メンバーでは3作目。
ソリッドで硬質、攻撃的&パワフルなおかつ疾走感、躍動感溢れるRAGEらしいサウンド。リフやメロディもまさにRAGE!!
こんなアルバムを待ってました。ここ数作パワーが減退しておとなしくなったと感じて物足りませんでしたが、そんな思いを一気に吹き飛ばしてくれました。
どこから聴いてもパワーを与えてくれる、そんな作品。
このメンバーでの再来日を期待します。
ピーター"ピーヴィー"ワグナー:vocals, bass
ヴィクター・スモールスキ:guitars, keyboards
マイク・テラーナ:drums, percussion

・CONCEPT / Reason And Truth(日本盤 HOT ROCKIN’ HRHM2011)
イタリア出身、5人編成のメロディック・メタル・バンドのデビューアルバム。
1曲目を聴いてANGRAを思い浮かべました。
疾走系メロディックメタルを軸に、プログレ、ネオクラシカルで肉付けしたようなサウンドは、同じようなバンドが多い中でCONCEPT固有の色を持っている感じがします。
曲の構築が独特なのか、メロディラインが少し変わっているのか、とにかく面白い個性を持ったバンドだと思う。
音色が軽めなのが少し不満ですが、次回作に期待するもの大です。

DREAMTIDE & SPACE ODYSSEY

2003年10月5日
メロディック・メタル2枚

・DREAMTIDE / Dreams For The Daring(日本盤 マーキー MICP-10390)
元FAIR WARNINGのHelge Engelkeが結成したバンドの2作目。FAIR WARNINGの音楽性を受け継いでいる。叙情派メロディアス・ハード。
胸をうつメロディ満載で気に入った。FAIR WARNINGもそうだったが、曲作りがうまいです、この方。思わず聞き惚れてしまう。
加えてギターの音色、パワフルに歌い上げるボーカルも魅力的。

・Richard Andersson’s Space Odyssey / Embrace The Galaxy(日本盤 キングレコードKICP-950)
元MAJESTIC〜現TIME REQUIEMのキーボーディスト、リチャード・アンダーソンの新プロジェクト。
TIME REQUIEMのメロディも凄く気に入りましたが、それとはまた違ったネオクラシカルなフレーズが詰め込まれたこの作品も好み。
ジャケットの所為もあるのでしょうが、空間的な広がりを感じさせるサウンドになっていると思います。
また、疾走感溢れるパートもあり、緩急自在な曲の展開が面白く、構築美に圧倒されました。
これからもそれぞれのプロジェクトを精力的に続けてもらいたいです。
9月30日に店頭に並んでました。即購入。

陰陽座はシングル、アルバムの両方を買う数少ないバンド。大抵はアルバムしか買わないので、それだけ気に入っているってことです。

で、雑誌かなにかのレビューによると、これまでになくポップな音だそう。
これまでにもメロディラインがハッキリしていてキャッチーな曲は多かったのですが、それらの曲よりもポップなのか?
これから聴いてみます。

収録曲
1.醒(めざめ)
2.悪路王
3.静ヶ沼
4.醒(唄無し演奏のみ)

MY SIXTH SHADOW & ARACHNES

2003年9月29日
メロスピ&ゴシック・メタル2枚

・MY SIXTH SHADOW / 10 Steps 2 Your Heart(輸入盤 VOICE OF LIFE RECORDS VOL20)
http://www.mysixthshadow.com/
おそらくイタリア出身、6人編成のゴシック・メタル・バンド。
このCDは過去にリリースしたデモ音源5曲と新曲5曲を1枚にまとめたもののようです。
ジャケットからATROCITYのような作風を想像しましたが、想像に反してポップ寄りの音楽でした。
SENTENCEDのような哀しげなメロディラインを演奏しながらも、かなり明るめの作風でGothic色は希薄な感じがします。
彼等は自らの音楽をNew Wave of Gothic Metalと呼んでいるように、これまで聴いてきたGothic Metalとは違っているように思います。
叙情的でメロウなサウンドなのですが、闇の部分が無いような感じ。Black MetalやDeath Metalから受け継いだ暗い部分を抜き取った後のGothic、かな。
あまり好みの作風ではありませんでしたが、これからGthic Metalを聴いてみようかな、という方には取っ付きやすいかも知れません。

・ARACHNES / Primary Fear(日本盤 MARQUEE INC. MICP-10395)
イタリア出身のメロディック・メタル・バンドの通算4作目。
ネオクラシカル風と云うかプログレ風と云うか、の味付けをしたメロディック・メタル。
前作とあまり代わり映えのしない内容だったなあ。更なる進化を期待したんだけど、少し残念。心に響くメロディが、あまり無かった。
気になったのが、ドラムの音が軽かったこと。同時に購入したDIMMU BORGIRの音があまりにごつごつしていた所為かも知れないが、ドラムの音が軽く感じられて物足りない。
次回作に期待、と云うところ。

おまけ
・SHAKA LABBITS / Monster Tree(NEW Single CD)
ケーブルテレビで流れていたプロモを観て気に入ったので購入。
ジュディマリのような音楽だと思って聴いていたら、他の曲はメロコアだった。驚いた反面、勢いのある曲を聴かされてますます気に入った。

ELIS & GRIMFIST

2003年9月20日
Gothic & Death Metal2枚

・ELIS / God’s Silence Devil’s Temptation(輸入盤 NAPALMRECORDS NPR122)
http://www.elis.li
女性ボーカリストSabine Duenserを擁する5人編成のゴシック・メタル・バンドの2ndアルバム。
Sabine嬢の綺麗なソプラノで歌い上げるスタイルは、THEATRE OF TRAGEDYに近いタイプで好みのサウンド。
この手の音楽はメロディやボーカルが悪いとがっかりなのですが、ELISはメロディラインもよく練られおり、ハードなパートとしっとりしたパートが見事に絡み合い融合している。
加えてSabine嬢の歌唱力、声質共に魅力的で、ほんと気に入りました。
購入したのは限定デジパックで、ボーナストラックが1曲収録されているのも嬉しい。

・GRIMFIST / Ghouls Of Grandeur(輸入盤 CANDLELIGHT RECORDS CANDLE088)
http://www.grimfist.com/
ノルウェー出身の3人編成のおそらくデビューアルバム。
ジャーマンスラッシュの様なサウンドにデス/ブラックボイスが乗る、実にパワフルでブルータルなヘヴィ・メタル。
ザクザクの切れ味鋭いギターにブラストビート、この激烈さは一種清々しいものを感じる。
デスラッシュが好きなら是非、ブラック・メタル、メタリックコア好きも一聴の価値有りかも。

最近購入したCD
EVERY LITTLE THING / Every Best Single 2
倖田來未 / Come With Me

たまには、小説の感想(コメントかな?)を書こうと思う。ネタばれはしてませんので、ご安心を。

やっと読了。8月16日頃から読みはじめたから、丁度1か月かかったことになる。
京極夏彦の妖怪小説はどれも分厚く、大抵1か月くらい要する。

今作は伯爵の背後に物語が透けて見えていたが、京極堂の語る内容はいつもながら興味深く、面白く読めた。
しかし、哀しい結末でした。

ー陰摩羅鬼ー死体変じてー

物語の中では『姑獲鳥の夏』から丁度1年。作品の中にも少し語られる過去があったりして、改めていろいろなことがあったのだと、感じた。

次作は暫く先になるんだろうな。それでもいいや。気長に待つとしましょう。
京極堂も本の整理に大童だろうから。

MORIFADE & Dir en grey

2003年9月10日
洋楽&邦楽新譜2枚

・MORIFADE / Domination(日本盤KING RECORDS KICP-945)
スウェーデン出身のメロディック・パワー・メタルバンドの3rdアルバム。
北欧特有のキラキラしたメロディは今回も健在で、思わず聞き惚れてしまうフレーズも満載。
ただ、全体的にパワー不足な感じを受けた。多分、ボーカルがちょっと弱い所為だと思う。
メロディセンスと疾走感は感じられるので、より一層パワフルになってほしいですね。

・Dir en grey / Vulgar
http://www.direngrey.co.jp/
待望の新フルアルバムを9日に購入。これまでに発表されたシングルからの曲も多く収録されている所為か、耳になじみやすい。
音がかなり分厚く、密度の濃い重低音が押し寄せてくるのが心地よい。
以前のダークでメロウな曲が少なくなったのは、残念な気もするけど、暴虐的な曲が増えてライブで気持ち良く聴けそう。
暴虐サウンドの中にダークな雰囲気が垣間見え、そこがDIMMU BORGIRを想起させて、気に入った。
暫くはヘヴィローテーション間違いなしの1枚。

BLOODFLOWERZ & DISMAL

2003年9月5日
ゴシック・メタル2枚

・BLOODFLOWERZ / 7Benedictions・7Maledictions(輸入盤 SILVERDUST RECORDS SD013)
http://www.bloodflowerz.com
ドイツ出身4人編成のゴシック・メタル・バンド。
美貌で妖艶な女性Vo. Kirsten Zahnのパワフルな歌声が、メランコリック&ヘヴィな曲に乗る。
LACUNA COILに近いサウンドも演奏っているが、もう少しメタル色が強くPOPな感じがする。
気怠げな曲はSENTENCEDな雰囲気もあるが、あんなに冷たいサウンドではない。
曲調がバラエティに富んでいて聴き飽きない反面、バンドの特徴と云うか魅力がぼけている気がする。
ギターのごつごつした音は好みだし、Kirsten嬢の声質も気に入った(容姿も)ので、この方向性で続けてもらいたい。

・DISMAL / Rubino Liquido - Three Scarlet Drops...(輸入盤 DREAMCELL 11 ENTERTAINMENT DC1103-01)
http://www.dismal.it/
イタリア出身3人編成のゴシック・メタル・バンドのおそらく3枚目のフルアルバム。
ゲストミュージシャンにバイオリン、ビオラ、チェロ奏者を加えた、クラシカルな曲に女性ソプラノと男性ノーマルのツインボーカルが絡む。
メタル色は稀薄で、LACRIMOSAを平たんに冷たくより陰鬱にした感じ。
バンドのイメージを色で表現するとしたら、「白」でしょうね。
起伏に乏しい曲の構成ながら、長い曲(6〜8分)もだれること無く最後まで聴いていられるのは、曲の構成が上手いってことか。

EPICA & OVERKILL

2003年9月3日
メタル新譜2枚

・EPICA / The Phantom Agony(日本盤 AVALON MICP-10388)
http://www.epica.nl/
オランダ出身の女性ソプラノVo.を擁する6人編成ゴシック・メタル・バンド。デビュー作。
元AFTER FOREVERのマーク・シャンセンが結成した。
ドラマティックで起伏に富んだ曲展開、澄んだソプラノヴォイスは、メロディック・パワーメタル寄りのゴシック・メタルと云えると思う。
ゴシカルなダークさ、暗黒美は薄く、NIGHTWISHやEDENBRIDGEのサウンドにキーボードで荘厳さを加えた感じ。そのクラシカルなメロディラインも曲の魅力を惹き立てている。
シモーヌ嬢の透明感と妖艶さを会わせ持つソプラノヴォイスも素晴らしい。

・OVERKILL / Killbox13(日本盤 NIPPON CROWN CRCL-4574)
号砲一発!!OVERKILLの通算13作目のスタジオアルバム。
バキバキのボトムに金属的なVo.が絡む相変わらずのスタイルが嬉しい。
しかし、この作品は彼等の最高傑作なのでないか。
ドラムの音圧の凄まじさ、切れ味鋭いギターのリフ、重厚さと疾走感を感じさせる曲の構築美。
これだけの気合いとパワーとエネルギーを1枚のアルバムに叩き込めるバンドはいないと思う。

ARTHEMIS & TWILIGHTNING

2003年9月1日
メロディック・メタル新譜2枚

・ARTHEMIS / Golden Dawn(日本盤 AVALON MICP-10386)
http://www.arthemisweb.com/itaindex.htm
イタリアのメロディック・スピード・メタル・バンドの3作目。ハイトーンボーカルと疾走するツインギターが特徴。完成度は高くなっていると思うが、2作目の方が耳に残るメロディが多かった気がする。
今作はどの曲も聴き心地が良いのだが、はっとするような驚きがなかった。
次回作の更なる成長に期待と云うところ。

・TWILIGHTNING / Delirium Veil(日本盤 A UNIVERSAL MUSIC COMPANY UICO1052)
http://www.twilightning.net/
フィンランド出身6人編成(ツインG、key含む)、メロディック・パワー・メタル・バンドのデビュー作。
北欧特有のキラキラした美旋律を随所にちりばめた、非常にドラマティック&パワフルで聴きごたえのある曲ばかり。
SONATA ARCTICAほど大仰な曲展開はないが、力強く、SONATA ARCTICAとEUROPEの中間に位置する音楽性だと思う。
パワフルでスピーディーなツインGのハーモニーに畳み掛けるようなドラムの音、流麗なキーボードが造り上げる音像は、他のメロディック・パワー・メタル・バンドと似ているようで、独自色を出している。
メロディ、スピード、パワーを兼ね備えたバンドの将来に期待大である。

MISANTHROPE

2003年8月29日
暗黒メタル新譜

・MISANTHROPE / Sadistic Sex Daemon(日本盤 AVALON MICP-10387)
http://misanthrope.darkriver.net/index.html
フランス出身のメロディック・デス・メタル・バンド。2年半ぶりの新作はダークな雰囲気漂うゴシカルなフレーズとブルータリティ溢れる攻撃的なパートが同居するサウンドとなっている。
メロディラインはARCH ENEMYのように複雑な構成になっていて聴き飽きない。
以前よりゴシック色が薄くなったような気がしますが、これはこれで良い音楽になっていると思う。

ABORYM & NIGHTFALL

2003年8月16日
Black Metal 2枚

・ABORYM / With No Human Intervention(輸入盤 CODE666 Code015)
http://www.aborym.com
4人編成のインダストリアル・サイバー・ブラック・メタル・バンドの3rdフルアルバム。
ほんと最近この音が気に入ってきました。
狂気と怒濤の攻撃的重金属音絨毯爆撃。

STRAPPING YOUNG LADを最初聴いた時に、何重にも重ねられた音の洪水に圧倒されたものですが、それのブラック・メタル版となれば、これはもう叩きのめされるしかありません。

ときおり電子音だけのパートがあるのですが、これは無くしてほしい。なんかアンビエントっぽくて。終始攻撃的な音楽を打ち鳴らしてもらいたい。

・NIGHTFALL / I am Jesus(輸入盤 BLACK LOTUS RECORDS BLR-CD054)
http://www.nightfallstar.com/
約3年ぶり通算6作目のフルアルバム。
ブランクが長かったので消えてしまったのかと思ってました。レーベルを移籍しましたね。

ゴシック・ブラック・メタルと云えば良いのか、この作風は変わってません。ブラック・メタル色が少し後退して、ゴシカルなメロディが全面に出てきた気がします。陰鬱でダークな雰囲気ながら、扇情的なフレーズもちらほら。これぞ暗黒妖美メタル。

このままゴシック・メタルに向かってしまいそうな感じもしますが、それはそれで良いかも。妖しく暗い少し淫靡な曲を演ってくれるなら。


ガゼット & D

2003年8月13日
ほんとに久しぶりにビジュアル系のCDを購入した(通販)
PHOBIAの『妄想の虜』を買って以来だから、かなり経つと思う。
それよりさらに前はよく買っていたものだが。
L’Arc-en-Cielの『DUNE』
Dir en greyの『missa』
PENICILLINの『Penicillin Shock』『Missing Link』
メジャーになったバンドもそうでないものも。

だいたい黒系のバンドが好きで、さらにゴシック寄りならなお良し。黒夢も好きだな。特に初期。MLICE MIZERも。

・D / New Blood
攻撃的に攻め立てるパートとメロウなメロディの対比が面白い。さびのメロディラインはどれも好みの展開。
歌詞に込められた世界観というか物語も、好みの吸血鬼もので購入して良かった。
2曲目『弾丸』のさびのメロディが一番気に入った。

・ガゼット / スペルマルガリィタ
http://www.pscompany.co.jp/gazette/
上記のDと較べるとオリジナリティが、今ひとつのような気がします。
2曲目『ブラックスパンコールギャング』は暴走ロックンロールといえるようなノリの良いメロディが心地よい。
メロウなフレーズが、妙に耳に残るのですがもう少し練り込んだ方がさらに良いと思う。
4曲目『BEST FRIENDS』のさびメロは、疾走感もあって気に入りました。

他にも面白そうなバンドがいるようなので、いろいろ聴いてみたい。

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